アオアシ主人公の青井葦人とは、どんな人物なのでしょうか?
アシトを一言で表すならば、”究極の負けず嫌い”と言えるでしょう。
もちろん負けん気の強さだけではなく、アシトは特別な能力も持っています。
技術はないけれども、特別な能力を持つアシトについて、詳しく紹介していきます!
※アオアシ未読の方へ向けたキャラクター紹介記事となっています。
※かなりネタバレを含みます。
青井 葦人(あおい あしと)とはどんな人物?
アシトは、知能は平凡だけれども、「プロ入りする」というモチベーションは仲間に引けを取らないほど高い、とにかく成長するために周りから吸収しまくる行動力の塊のような人物です。
ただし、技術は並以下。特に、アシトの所属するチーム”東京シティエスペリオンユース”の中では、ダントツに下手です。
しかし、気合だけの人物ではなく、アシトは特別な能力を持っています。
それは、”フィールド全体の景色を見渡すことができる能力”です。
エスペリオンユース監督の福田は、中学最後のアシトの大会を見た後m、”アシトがピッチにいる全員の位置を把握しながらプレイしていたこと”を聞き、驚愕します。
”俺が世界に連れて行ってやる”
アシトの能力に世界への可能性を感じた福田監督。
1巻の様子からは全く想像できませんが、ここからアシトのプロへの道がスタートします!
アシトのモチベーションは、母ちゃんに楽させてやること!
母子家庭で、母・兄・アシトの3人家族。
母は店を経営しているものの、稼ぎが少ないため、兄もバイトするなど、生活は貧しかったようです。
そこへ飛び込んできたユースへの入団の話。
生活費を切り詰め、アシトをユースへ送り出してくれた母へ、アシトは決意を新たにします。
”俺が母ちゃんに楽させてやる”
そうはいっても、ユースに行くこと自体がお金のかかる行為。
アシトは、ユースでかかる費用も母から聞き出し、”全部返す!”と言い切り、全力でプロへの階段を駆け上がります。
アオアシの魅力は、アシトの飛躍的な成長!仲間とぶつかりながら、自分だけの答えをつかみ取る!
ユースに入団したアシトは、経験と知識不足のため、練習でもチームメイトとなかなか上手くいきません。
特に上手くいかないのは、浅利と黒田。
この二人とは数週間口を利かない状態にまでなりました。
その原因となったのは、トライアングル、という基本戦術の理解不足です。
トライアングルとは、3人でボールを運ぶこと。
アシトは、戦術のことは気にかけず、感覚でプレイしていたため、トライアングルという基本的な戦術の重要性や効果を軽視していました。
1軍昇格がかかった紅白戦でも、独りよがりなプレーを続けたアシト。
それに対し、アシトにボールを回し、3人で攻め上がろうとする浅利と黒田。
全くかみ合わない3人は、試合後から口を利かなくなります。
どうして浅利と黒田が怒っているのか分からないアシト。
悩みに悩んでいたところに舞い込んだ、公式戦のスタメン出場の話。
2軍のコーチからは、”ここで結果を出さなかったら、2度とお前を使わない”とまで言われる始末。
しかし、この追い込まれた状況が、アシトを答えに導きます。
浅利と黒田を見て、アイコンタクトの重要性に気づき、トライアングルが重要だということに自ら気づいたアシト。
この試合で、後半4得点のすべてに絡むことに成功します。
答えを見つけた瞬間、飛躍的に成長する。
これがアオアシの最大の魅力の1つです。
アシトはユースで司令塔になる!?プロを目指すユースという集団でこそ、アシトは輝ける!
アシトは“フィールド全体を見渡せる”(作中では俯瞰と言っている)という能力の持ち主。
これを最大限に活かすのが、“司令塔”という役割なのです。
さらに、アシトは応用力が非常に高い、という特徴があります。
例えば、先ほどのトライアングルという戦術を覚えると、ゴールまでのパターンをいくつも考えられますし、そのために誰をどんな風に動かせばいいかまで、瞬時に思いつきます。
“俯瞰”ד頭のキレの良さ”
この2つを持っているので、エスペリオンの中でも、アシトがチームメイトを動かす機会がどんどん増えていきます。
アシトの凄さにはなかなか気づきにくいですが、気づいたら、1軍で、とんでもなく活躍している。
逆に言えば、かなり丁寧に成長の過程が描かれているのが、アオアシという漫画に引き込まれる理由だと感じています。
まとめ
今回は、アオアシ主人公であるアシトについてまとめました。
アシトがどういう人物なのか、少しでもわかって頂けたら幸いです。
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