【前回までのあらすじ】
遂に明らかになったアシトをSBに置く理由。
それは、”アシトを自由にさせる”ため。そして、その先は世界につながっている。
そう語る福田は、なんとも楽しそうでした。
さて、SBとして、サイドを駆け上がる内田篤人スタイルではなく、中に入り込むスタイルを選んだアシトが描くゲームメイクとは!?
アオアシ ネタバレ 275話 Crow Talk あらすじ
アシトと北野蓮の対話。これがCrow Talkだ!
アオアシ ©小林有吾/小学館/ビッグコミックスピリッツ
福田「アシトのゲームメイクに託す。」
残り時間が少なる中、福田・ベンチのチームメイト・花たち、皆が固唾を飲んで試合を見守ります。
ピッチ上では、俯瞰の目を使いながら、必死で駆け回るアシト。
そして同じく俯瞰の目を使う北野蓮。
この二人が目を合わせたとき。
二人の会話が始まります。(まるで本当に話しているかのように、会話が始まります。)
「いつから?」
蓮がアシトに語り掛けると、アシトもプレーをしながら返答します。(実際に話してはいません。)
「え、ああ、これかあ。ガキの頃から視えてたと思うんやけど、自覚したんは最近かな。」
「そうだね。使いこなせていないから、そんな感じがする。」
アシトも蓮に同じ質問を返すと、蓮が過去を語り始めます。
蓮は、幼いころ、身体が小さかったため、どうやったら大きい身体の選手に勝てるのかを考えていたと言います。
・フィールドに少しでも長くいるために、とにかく遠くを視るようになった。
・選手皆がどこにいるか、ひとり残らず把握してから自分の位置を決めるようになった。
・そうすると、どんどんサッカーが楽しくなった。
しかし、残念だったのは、蓮の見る景色を共有できる仲間がいなかったこと。
仲間に自分が見えていることを話すと、「天才だから視えるんだ」と切り返されて終わってしまったそうです。
「そんなこと無いよね?」
アシトも、「誰でもできないことはないと思う」と言うと、蓮は嬉しそうです。
そして、俯瞰の目の使い方を言語化して見せます。
①まずは近くの選手はぼんやりと視る。
②その先の選手を透かして見る。
③フィールドのかなた。GKの近くまでを見る。
蓮の解説に、「そうそう!」と激しく同意するアシト。
俯瞰の目の使い方、考え方を共有すると、更に嬉しそうな表情を浮かべる蓮。
そして、蓮は、「僕と肩を並べてきてくれて嬉しかった。孤独だったんでね。」とつぶやきます。
ずっと遠くに感じていた存在の北野蓮やトリポネの世界レベルの選手。
その世界レベルの蓮に認められたことに驚きのあまり、言葉の出ないアシト。
アオアシ ©小林有吾/小学館/ビッグコミックスピリッツ
北野蓮「同じ景色を視れる君。また巡り合おう。敵でも味方でも。ずっと話していたいぐらいだけど、終わらせないといけない。」
そう言うと、二人の会話は終わり、藤長からボールを受け取った蓮がピッチを駆け上がります。
実況「残り時間は二分!二分です!」
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アオアシ ネタバレ 275話 Crow Talk 感想

エスペリオン、負けそうじゃない?
蓮に認められたのは良いものの、「終わりにしないといけない」とか言い出してる蓮君。
あと二分しかないのにこんな事言い出されたらまずい気がする、、、。
文字通り終わらせられるのでは、、、。
今回の話の内容的にも、ようやく蓮に追いついて、蓮が追い付いてくれてありがとう、という回だったため、アシトが蓮を上回ったわけではなさそう、、、。
感覚を掴んだけども、蓮に言わせれば、まだまだ使いこなせていないレベル。
今回はこのまま試合終了してしまい、決着は次戦に持ち越しなのではないでしょうか。
そうなれば、アオアシはまだまだ続く?!続くと信じていますよ!?
この試合終わったら、いきなり2年ぐらい飛ばしたりしないよね、、、?笑
逆転の鍵を握るのはもうアシトしかいない!
蓮にボールが渡って終わった今回。
この攻撃を止めたとしても、残りはワンプレーしかないでしょう。
まずはどう止めるのか。
この試合、志村のDFがまた火を噴くに違いありません。また太ももをぐりんぐりん回しながら青森星蘭陣に食らいつく。
そして、阿久津のスーパーフィードにより、ボールを手にするエスペリオン。
次は攻撃。
ここで、蓮の視野をかいくぐることができるのか、はたまた阿久津とのコンビネーションで道をこじ開けるのか。
もう予想も全くつかないですが、アシトのゲームメイクに全ては託されているのです!
エスペリオン対青森星蘭、決着までもうすぐ!!!
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まとめ
かなり濃い回でした。
アシトが世界レベルに並んだことが分かった回であり、蓮の素性を知れた回。
ここからもう1段階ギアを上げていけるのか、アシト、次回が正念場です!!!