【アオアシ】阿久津の過去とは?阿久津が本当に欲しかったものは、母親の愛情!?

皆さんは阿久津についてどんな印象をお持ちでしょうか?

憎たらしい!!!嫌味な奴!!!

初めはこう思っていた方がかなり多いのではないでしょうか。

実際、アシトに対しての暴言や暴力など、性格が良いとは決して言うことが出来ません。

しかし!阿久津の過去を知れば、違った感情がきっと生まれるはずです!

なぜアシトをあそこまで嫌っているのか?物語が進むにつれて二人の関係はどう変わっていくのか?

まずは阿久津の過去から振り返り、その後母親とどうなったか、そしてアシトとの関係はどう変わったのかを見ていきます!

※2022年2/7時点※ 最新巻26巻以降のネタバレをかなり含みます。

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目次

阿久津 渚とは?

阿久津は、エスペリオンユースの2年生。ポジションはCBです。

コミュニケーションをとるのはかなり苦手で、談笑しているところなど、一度も見たことがありません。

しかし、実力はチームトップクラス。守備の要として、チームメイトから全幅の信頼を寄せられています。

更には、トリポネ率いる船橋戦が終わり、平が引退したのちから、チームのキャプテンを任せられています。

そんな阿久津が特別嫌っているのがアシト

自分とは正反対の性格なため、全く息があいません。

それどころか、入団したてのアシトに、

「そのスパイク、買い換えられないってことなのか?お前、才能ないぜ。お気の毒にな。」

と憎たらしい顔で言い放つなど、アシトに対して特に嫌味や暴言を放っていました。

しかし、そんな阿久津の性格は、阿久津の過去に影響しているかもしれないので、まずは過去を振り返っていきます。

好きな阿久津の名言はどれ?

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阿久津の過去は?母親は育児放棄していた!?

阿久津の母は、阿久津の育児を全く行っておりませんでした。

父親はおらず、母親と二人きりで生活していた阿久津。

しかし母親は男遊びが酷く、毎日帰るのは夜遅く。

そんな母親が唯一プレゼントでくれたものはサッカーボールでした。

”家にいると邪魔だから、これでも蹴って遊んでなさい”という説明つきでしたが、、、

福田から声を掛けられ、スカウト生としてエスペリオンに入団するほどの選手となったのですから、阿久津は朝から晩までサッカーボールを夢中で蹴りまくっていたのでしょう。

福田が阿久津の家を訪れると、ゴミの山の前で一人床に座っている阿久津が、、、。

阿久津はゴミ屋敷で生活していたのでした。

その後、福田は母親と1対1で面談。

その時阿久津母から出た言葉は衝撃的でした。

阿久津母「引き取ってもらえるってことですよね?」

嬉しそうに口にする姿を見て、福田は驚きを隠せませんでした。

母親との面談の後、阿久津は正式にエスペリオンに入団。

阿久津にとっては、母の家を出てからは、エスペリオンが家族だと思えていたのだと思います。

あの手紙が来るまでは、、、。

連敗が続くエスペリオン!母からの手紙に動揺する阿久津、、、。

エスペリオンに入団し、阿久津はキャプテンを任せられるまで成長しました。

船橋戦で引き分け、高円宮杯は優勝決定戦の青森星蘭戦を残すのみとなったその日。

阿久津の母から、阿久津へ1通の手紙が届きました。

その内容には、”入院していること””入院先の住所”が書かれていました。

その手紙が届いてから、チームは負け続き。

青森星蘭戦を前に、チーム内の雰囲気はかなり緊張感が漂うまでになりました。

原因は、阿久津の不調。

母親からの手紙が届いて以降、”阿久津が守備の統率をしなくなった”と福田を初め、チームメイトが阿久津に詰め寄ります。

仲間に言われたことで、かなり自問自答したのでしょう。

阿久津は、青森星蘭戦前に、母親と会いに行くことを決めます。

母親へ会いに行く決意をした阿久津。母親が手紙を送った理由とは?

チームメイトに自分の異変を指摘された阿久津は、母親としっかり向き合い、自分の中の感情にケリを付けることを決意します。

青森星蘭戦前の最後のオフの日、新幹線で加瀬部長(育成部長)と共に、地元の京都の病院へと向かいます。

”母親と会ったら、憎しみがこみ上げて、どうなってしまうかわからない”と語る阿久津。

いざ病院へ着き、病室の前に立つと、拳を握る力がより一層強くなります。

扉を開けると、そこには眠っている母の姿が。

担当医師は、”阿久津の母親は末期のすい蔵がんで、もってあと数か月”だと打ち明けます。

戸惑う阿久津。

すると、目が覚めた母親が一言。




本当に来た。普通来る?フフフ・・・ハハ。」


母親の心ない発言に、再び怒りがこみ上げる阿久津。

”何の用だ。今さら。”

この阿久津からの真剣な問いに、母親は素直な気持ちで応えます。




阿久津母「別に。


ただ、


・・・寂しくなった・・・・・・」


これを聞いた阿久津は椅子に腰を下ろし、握りしめたこぶしを緩め、素直な気持ちで返します。

阿久津「ああ。気づいた。


子どもの頃、


一度でいいから俺は、、、、


あんたに見てもらいたかった。」


阿久津は、母親が死ぬ間際に自分を思い出したこと、自分のことを見ていてくれていたことを噛みしめるように、俯いていました。

はっきりと”許す”と言った阿久津。

これで、ようやく母親への気持ちを整理でき、僅かながら、阿久津が救われた気持ちになったことは間違いありません。

優しくなった阿久津がアシトに言った一言とは!?

母親への気持ちに整理を付けた阿久津は、本来通りのプレーを取り戻します。

そして!同点で迎えた青森星蘭戦、終了間際。

アシトのスパイクを見た阿久津がアシトに言います。



阿久津「そのスパイク、セレクションの時の、ボロボロのやつじゃねぇな。


母親が、買い換えたってことなのか?




いいスパイクだな。」



初めて会った時には、ボロクソに言っていたスパイクのことを、阿久津がほめた!?!?

このシーンには、アオアシ切っての名シーンです。

アオアシは、アシトの成長物語だと思っていましたが、アシトと阿久津の物語でもあったのだ、と思い知らされる場面でした。

まとめ

阿久津の過去についてみていきましたが、いかがでしたでしょうか。

母親と会ってから、明らかに阿久津の様子は変わりました。

今までとは違い、人に寄り添うことのできるキャプテンに成長していくのかもしれません。

技術は日本トップレベル。さらに人格者にまでなったら、アオアシ至上最強プレイヤーになるのでは、、、

今後の阿久津の活躍に期待です!

髪形変えた阿久津が見たい笑

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