【前回のあらすじ】
エドワードが留守にしている間、ルイスに子どもたちの棟の管理を任せることにしたエドワード。
ルイスは信頼できる人間のようで、エドワード一行は安心して”お遣い”に出かけます。
そして、汽車を降りるとそこには、かつてショーン達が通っていた学校の校長が出迎えに来ていました。
校長の正体とは!?
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シャドーハウス ネタバレ 117話 勢力図 あらすじ
終始偉そうな態度をとるテイラー
エドワードは、トマスに勝つために、仲間を増やさなければ対抗できない、と考えています。
このお遣いで、外にいる2階のシャドーを見極めるつもり。
ただ、案内役のテイラーは、トマスの息がかかっていそうなので、エドワードは警戒しています。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
テイラー「しかし若者がぞろぞろと・・・遊び半分で来たのかね?」
テイラーはそう言うと、二人乗りの馬車へ案内します。
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テイラー「エドワード以外の二人に、まさか屋根に乗ってもらうわけには・・・」
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
アイリーン「いいわ。臭そうだし。」
アイリーンはテイラーを一蹴。
エドワードはアイリーンの言動を詫びますが、気持ちはこもっていないよう。
テイラーもさほど気にはしていませんが、「私を怒らせるといいことはないぞ」とボソッとつぶやきます。
エドワード一行のおおまかな予定は以下の通り。
・まずはテイラーと共に学校へ。
・学校を少し見学したのち、鉄道沿いの村を視察し、管理者たちに館の現状などを伝えて回る。
テイラーは、「私も若いころにはそのような仕事をしたよ。」と、エドワードを見下している様子。
一方、屋根の上では、アイリーンとジェラルドが島を見渡しています。
ジェラルドが、地図を取り出し、あたりのざっくりした解説を始めます。
列車は、①山を下る用の列車とそこから乗り換えて、②スモークゲートへ続く平地用の列車の2種類があるようです。
列車の途中には、村が点在していて、地域ごとに選別会場があります。
そんな説明をしていると、モーフの森の前で、急に馬車は止まります。
モーフの森の見学をするようです。
アイリーンが「テイラーはどう?」とエドワードに聞くと、「吐き気がするな」と一言。
テイラーも降りてきて、森についての説明をします。
しかし、テイラーの思考は浅く、深く考えないように洗脳されているかのような受け答えです。
アイリーンがテイラーに「囲いがないのにモーフが村に来たりしないか」聞くと、「道が続いていれば別の場所に移動してしまうと思うのは考えすぎだよ」と諭したり、
ジェラルドが、「なぜモーフのことをもっと調べようとしないのですか?」と聞くと、「モーフを調べるだと!?それは背徳的で品の無い考えだ!モーフがシャドーに生まれ変わるのは自然の摂理!」と声を荒らげます。
まるで、すす炭に洗脳された村人のようです。
森の中へは入らず、学校へ移動。
外には遊んでいる「人間」の姿が。生き人形になる以前の姿を初めて見た様子のジェラルド&アイリーン。
ジェラルドが、「僕たち来客のことをどう思っているのでしょう?」と質問すると、「詮索はしないように教育しているから問題ない」と語るテイラー。
そして、テイラーの自慢話が始まります。
テイラーはミラーサイドの管理者であり、校長でもあります。
ミラーサイドには、貴族の服を作る工場があり、歴史のある選別会場もあるため、他の村よりも大事な土地であるようです。
そして、気になることを言い出します。
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テイラー「前回出した選別会の4体もなかなか優秀だっただろう」
おそらくエミリコ達のことだと思われますが、エミリコ達の同期は5人です。
エドワードは、この場では気にしていない様子。
自慢話で機嫌のいいテイラーは続けます。
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テイラー「早く2階で役職を得たいんだろ?それは難しいことだが、方法が無い訳ではない。島で最も重要な村を任されているような品格のあるシャドーに入られればな。」
エドワードは澄ました顔でこう言います。
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エドワード「こどもたちの棟の管理者である私も肝に銘じておきます。」
テイラーの額に汗がにじみます。
「お前が・・・!?トマスは一体・・・」
エドワードは、テイラーの様子を見て以下のことを淡々と語ります。
・選別会の頻度が多いのは、シャドーを増やすことに力を入れているからだいうこと
・優秀なシャドーを出すために、村の管理者にも十分な成果を上げてもらわなければならないこと
・自分がお披露目されるシャドー、お呼ばれされるシャドーを決めていること。
・成果が出なければ左遷されてしまうかもしれないこと。
最後に「しかしテイラー様は品格を重んじるお方・・・案ずるには及びませんね。」と言い残すと、エドワード達は学校を後にします。
こどもたちの棟管理者の地位が脅しに使えることに気づいたエドワード。
順調な滑り出しに、3人は余裕な表情を見せます。
こどもたちの棟についても、管理を任せたルイスは上手くやっているだろう、と心配もしていません。
3人は汽車に乗り、次の村へ。
その頃ルイスは、、、外を見て、自信満々な表情を浮かべています。
シャドーハウス ネタバレ 117話 勢力図 感想
村の管理者はシャドー確定!シャドーハウスの外にいるのは全て2階のシャドー?
全て2階のシャドーかはわかりませんが、その可能性は高そうです。
そしてテイラーは、2階のシャドー歴が長いみたい。
タイトルの勢力図ですが、結局良く分かりませんでした。
2階の住人の中でのランク付けはこんな感じ?
ランク1:見習い、小さな雑用などを任される
ランク2:お披露目の監督員or初めてのお遣い
ランク3:シャドーハウス外の村の管理者orシャドーハウス内の他の役職
ランク4:こどもたちの棟の管理者
とりあえず、経験値が多い方が評価が高いのだと思いますが、こどもたちの棟の管理者がそんなに偉いとは。
そして、シャドーハウスの中の情報は村の管理者でさえも、あまり知らされていない様子。
これ、エドワードがハッタリかましててもバレないのでは?笑
ひとまずテイラーはエドワードの手玉に取られそうです☆
エミリコの存在がバレるのも近い?テイラーが卒業生の数を口にしてしまう、、、。
”前回出した選別会の4体”。
後々、エドワードがエミリコが忍び込んだことに気づくであろう、明らかな伏線が投下されました。
このことが3階の住人に知られれば、全面戦争待ったなし。
早いとこテイラーを消しておかないとまずいぞケイト、、、!!!
まとめ
エドワードのお遣い、有意義でしたね。
やはりエドワード強し。エドワードここにあり!といった回でした。
ケイトたちがいれば、”この反乱分子が!!”と苛立つ様子も見せたかもしれませんが、テイラーは子者過ぎましたね。
余裕の表情で”吐き気がするな”と言った程度でした。
村の管理者をしっかりと手駒に加えていきそうなエドワード。
ケイトたちが脱出したとて、島の外に出るのもかなり大変になりそうです、、、。
次回はルイスが大暴れ!?