【前回のあらすじ】
土管へ侵入し、モーフに紛れることに成功したケイト。
土管の中は檻になっており、何時間か経つと、その檻が動き出します。
おそらくシャドーハウスへ向かうのでしょう。
ケイトから見るシャドーハウスの景色とは??
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シャドーハウス ネタバレ 112話 入館 あらすじ
シャドーハウスに入館したケイト。自分と同じ姿かたちをした者は、ヤバイやつだった!
”ガコンガコン”
ケイトたちがいる檻を乗せた汽車が動き出し、しばらくすると、シャドーハウスに着きました。
モーフ達は檻から出され、ベッドがいくつか並ぶ、薄暗い部屋へ入れられることに。
少しすると、誰かが扉を開けます。
顔の見えない人形です。
顔の見えない人形は、エミリコ・ショーン・パトリック・ルウ・ラムを両手に抱えて部屋に連れてきました。
どうやら5人は眠らされているようです。
顔の見えない人形が、5人をベッドに横たわらせると、その後ろに二人の影が。
3階の住人のドロシーとジョゼフです。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
ドロシー「新たな”生き人形”として健やかに育ってくれるといいわね。」
初めて自分と同じ姿かたちをしている者と出会ったケイトは驚きを隠せません。
”もしかしたらあの二人に尋ねれば私が何者かわかるかも”と思いますが、”安易に信用してはいけない”と考えを改めます。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
ドロシー「あら?」
ドキッとするケイト。
しかし、ドロシーが気にかけたのは、枝を振り回しているモーフでした。
”枝なんて振って、おバカさんかしら。”と言うだけで、ジョゼフと会話しながら帰っていきます。
気づかれずに済んで、ホッとするケイト。
二人が帰ってから、しばらくたつと、ケイトはお腹が空いてきます。
するとドロシーが”食事の時間よ”と扉を開けます。
生き人形と呼ばれた子どもたちの食事の時間のようです。
もちろんケイトたちモーフには食事はありません。
子どもたちは、食事を終え、最後に珈琲を飲むと、ドロシーが言います。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
ドロシー「あなたたちはシャドーハウスで作られた”生き人形”シャドー家のお役に立つために存在している」
寝る→食べる→珈琲→ドロシーの言葉(上記の言葉)→寝る
この繰り返しのようです。
何日たったかも分からないまま時がたち、ケイトはお腹が空きすぎてどうにかなりそうになっています。
部屋に入ってきたドロシーに助けを求めようとしますが、ドロシーが声を上げます。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
ドロシー「明かりをつけて!」
明かりをつけるとそこには、1匹のネズミとそのネズミに擬態したネズミそっくりのモーフの姿が。
貴重なモーフを無駄にしてしまったことに腹を立てるドロシー。
ネズミ本体は壁に投げつけます。
ネズミに擬態したモーフをどうするか見ていると、なんと丸呑みしてしまいます。
”味は悪くないわね”と言い機嫌を戻すドロシー。
ケイトは思います。
”まともじゃない!”
ここで、ミラーハウスがシャドーハウスに乗っ取られたことを確信するケイト。
シャドーに助けを求めることは到底無理だと悟ったケイトは、ひとりでなんとかすることを決めたのでした。
ひとりで何とかすると決めたケイト。その方法とは?
ケイトが横を見ると、枝を持ったモーフが人の形に変わってきていることに気が付きます。
ドロシーがそれを見つけると、”あら?ペアの誕生ね”と言い、枝遊びモーフとショーンを連れて、部屋を出ていきます。
ここでモーフは他の生き物に擬態することに気づいたケイト。
エミリコと同じぐらいの背丈だということも同時に思い出します。
ドロシーが出ていった今、お腹の減りようも限界に近いケイトは、すかさず自分の被っている黒い布を脱ぎ、エミリコに近づきます。
次号、新しいペアの誕生と認められるか!?
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シャドーハウス ネタバレ 112話 入館 感想
枝ブンブンモーフはジョンだった!
ケイトが落とした枝をブンブン振り回していたモーフがショーンについていったことから、このモーフが後のジョンだということが分かります。
それにしても、ジョン様かわいい笑
そして、ケイトもジョンのモーフ姿を見てかわいいと思っているようでした。
いや、これは、初めからケイトはジョンのことを気にかけていた可能性、出てきました。
ジョンとケイトの出会いから今までを思い返してみると、めちゃくちゃ言われながらも、ケイトはなんだかんだ楽しんでいる気がしているように思います。
ということは、ケイトとジョンの恋が実る可能性もある???
ジョンがこども(?)の頃から知っているケイトは、ジョンのことをどう思っているのか、かなり気になる回になりました。
何度もドロシーに助けを求めそうになるケイト。意外と純粋?
”ドロシーの姿を見た瞬間や、お腹が空いている時、ドロシーに相談すればなんとかしてくれるかも”と思っているあたり、ケイトはかなり純粋なような気がします。
明らかに怪しいお姉さんであり、エミリコがいることからも、エミリコを攫ってきていることは明らか。
こんなことをしたのはドロシー以外ありえないのに、そんな存在を信用してしまおうとしてしまうあたり、ケイトは純粋な心を持っているんだな、と思いました。
しかし、ネズミ擬態モーフを丸呑みした途端に拒絶反応MAXに。
一線を越えると拒絶の対象になってしまうようです。
ここでドロシーが優しくしていたら、ケイトが早々に反乱分子としてつるし上げられていたかもしれません。
まとめ
遂に擬態し始めたモーフ達。
これ以降は1巻につながる内容だと思うので、もう過去編は終わりのような気がしますが、まだまだ続くのでしょうか?
ただ、謎が一向に解けない。(というより、どこかにヒントがあったのかもしれないが、見逃していると思う。)
ここまでの過去編を話したうえで、ケイトはどうやってシャドーハウスに立ち向かおうというのか?
次号は、現在に戻る!?