ミラーハウスがあった島にたどり着いたケイト。
すすまみれでも幸せそうな人々を見て違和感を抱きながらも、ミラーハウスの場所をなんとか聞き出そうとします。
しかし、島の人は誰もミラーハウスの存在を知りません。
知っているのは、”ミラーサイド”という名の村だけ。
当てもないため、まずはミラーサイドを目指すために汽車に乗り込んだケイト。
すると、汽車から不気味な館が見えます。
「あれが・・・シャドーハウス!!」
なんと、ミラーハウスがシャドーハウスと言う名前に変わっていることに気が付いた様子のケイト。
汽車を降りた先では何が待っている、、、!?今回も過去編です!!
↓シャドーハウス最新話を無料で読むなら↓
最新話を無料で読むなら<U-NEXT>最新コミックも600円分無料で読める
【シャドーハウス ネタバレ 110話】奇妙な不文律 あらすじ
ミラーサイドには奇妙な決まりがある
ミラーハウスはシャドーハウスになっていたことを認識するケイト。
”自分が何者であるかの答えはあの館にきっとあるはず。”と館に行く決意を固めます。
汽車から降りて2時間も歩かなければ着かないミラーサイドという村。
ケイトが渡された地図にも”観光・移住向きでない”ことが書かれています。
ケイトは体力がないため、かなり疲れながらも、なんとかミラーサイドにたどり着きます。
ミラーサイドには、元気よく遊んでいる子供たちの姿が。
人目を避けたいケイトは、道の脇にある森に向かって歩き出しますが、子どもに止められます。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
少年「あっ!おねーちゃんそっちは駄目!」
道のわきには暗い杭が森を囲うように、数メートル間隔で埋められていてます。
これより先はシャドー家の敷地になるため、立入を禁じられているようです。
また、森には人の姿に化けて顔をはぎとる顔なしの妖精がいるとか。
”それってモーフのこと!?”と思うケイトでしたが、聞いていた話とは違うため、戸惑います。
試しにケイトは子どもたちに”村の外に出たいとは思わないの?”と質問します。
すると子どもは、”ここが一番良いところだよ”と答え、”村の外にはでない「決まり」があるし、幸せだもん”と笑顔で話します。
それ以上は詮索せず、再び歩き出すケイト。
すると次は麦わら帽子のおじさんに出会います。
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
おじさん「ミラーサイドに観光なんて珍しいな」
穏やかに話しかけてくるおじさん。
おじさん「そうか。サーカスが来ているからか?」
とっさに”そうよ”と話を合わせるケイト。
サーカスと合わせてシャドーハウスも見学したいと思っていると話すケイトに対して、おじさんは”あはは。それは無理だ”と穏やかに笑います。
なんだか親切に色々教えてくれるおじさん。ケイトも質問しまくり情報を得ていきます。
ここで分かったのは、
・館につながっているのは崖にある線路のみ
・館には農場があるから、生活には困らないこと
・選別会のこと(2日後に開催)
え!?選別会2日後!?
もっと長い時間かけて村人たちに詮索を入れているイメージでしたのでビックリです。
それにしても、かなり親切に対応してくれるおじさん。
どうやら警戒している様子もなさそうです。
ケイトは村人たちは、外部の者には寛容であるのに、思考については、かなり”閉鎖的”だということに気づきます。
決められたルールに何の疑問も抱かずに従っている。その上で幸せそうに暮らしている。
この事実が非常に奇妙なのです。
禁止区域の森に入り、シャドーハウスに忍び込む方法を探すケイト。そこで見たものとは、、!?
おじさんの話を聞き、シャドーハウスに入る方法を考えるケイト。
”すす列車に乗り込めれば館に入れる”ことは分かったため、まずはすす列車の停車位置に向かいます。
すす列車は、選別会会場の目の前に止めるようです。
なんとも効率的!!!すす列車から降りてすぐに選別会を始められるとは!
しかし、そこはかなり開けているため、忍び込むには目立ちすぎて難しいです。
どうしたらいいか悩むケイト。
何かあるかもしれない、と考え、禁止区域の森に入っていくケイト。
しばらく進むと、誰かの話し声が聞こえます。
すっかり夜になっていたため、持っていたトランクを茂みに隠し、草のついたツルをたくさん身体に巻き付けて、声の元へ急ぎます。
“ガコッ”
何やら土管のようなものに何かを入れる人の姿が。
怪しい人A「引き渡すのに十分な数だね」
怪しい人B「しかし選別会の時期に外部の者がいるのは不安ですね」
ドキドキしながら耳を傾けるケイト。
外部の者というのは、サーカス団員たちのことを言っているようです。
しかし、Aは、外部から人を受け入れることの大切さをBに教えます。
そして、”シャドーハウスは次のステージに進んでいるのだから”と語り、二人はその場を後にしました。
二人が去ったのを確認し、先ほどの土管の中を確認したケイトですが、びっくりしてすぐに蓋を閉じてしまいます。
なんとその中にはモーフが!!!
シャドーハウス ©ソウマトウ/集英社・ヤングジャンプ
ケイト(一体この村は・・・何をやっているの!?)
↓この話が無料で読める!↓
最新話を無料で読むなら<U-NEXT>最新コミックも600円分無料で読める
【シャドーハウス ネタバレ 110話】 奇妙な不文律 感想

完全に洗脳されている村人たちが奇妙すぎる!そして、無警戒すぎない??
子どもからおじさんまで、みんながみんな、疑いもせずに決まりを守って、幸せを感じている。
いや、幸せなのは良い事だと思うけど、完全にすす洗脳のおかげですよね、、、。
ただ、疑問がぽつぽつ湧いてきます。
まず、
ミラーサイドは空気がキレイ。そして観光ガイドには移住・観光に不向き
との記載。
つまり、ミラーサイドは洗脳済みの人間が移住する先、または連れてこられる所のような気がします。
それにしても、子どもたちもおじさんも無警戒過ぎない?とも思いました。
”外部からの者が来たら陰で村長に報告し、後を付けられ、怪しい行動をしたら抹消される”なんてことはありがちですが、そんな心配は要らないようです。
難なく禁止区域の森に入り、盗み聞きにも成功するケイト。
あまりに無警戒すぎないか?と思える態勢でした。
ケイトは土管に紛れて館に侵入する!?
今回の最後のシーン、土管にいるモーフ達を見たケイト。
そして、”引き渡すのに十分な数だ”と話していたのも聞きました。
おそらく、この土管のモーフが、館に引き渡されることはケイトの頭にあるはず。
そして、数話前に、エミリコから黒い布を貰った描写もありました。
これは完全にモーフに化けて館に忍び込む算段に違いありません。
しかし、あの土管はケイトが入るには小さすぎないか?
あの中に入るには、ケイトがモーフのように小さくなるしかないような気がします。
もしかしたら、モーフのように小さくなる能力が身についているのかも?
そうなればシャーリー様もびっくりです。
私にはこんな大それた方法しか思いつきませんでした(笑)
まだまだ過去編続くようですので、忍び込む方法が明かされるのはもう少し後かも!?
↓この話が無料で読める!↓
最新話を無料で読むなら<U-NEXT>最新コミックも600円分無料で読める

まとめ
作者ツイートにもあるように、かなり丁寧にケイト過去編が描かれています。
これ、単行本一冊ぐらいケイト過去編でいっちゃうんじゃない?笑
ケイト目線で様々な情報が追加される中、考察してる方もたくさんでてきていて、かなり面白いです!
ただ、単行本になったときは、”今のジョン様”みたいな息抜きコマ欲しいと思ってしまいました!