【前回のあらすじ】
２週間の間をあけて行われた「喜びの会」。
エミリコの珈琲入れ替え作戦は成功し、洗脳珈琲ではなく、普通の珈琲が出てきました。
それでも星つきの行動で洗脳しかける生き人形たちでしたが、エミリコが「にが～～～っ！」と声を上げることで効果が弱まります。
エミリコの一声によって、いつもの珈琲ではなかったことによる不安が募る生き人形たち。
そして、リッキーの記憶までも戻ってきたようです。
もしかするとケイトたちの仲間になってくれるかも、、、！？
リッキーが人間の時の記憶を取り戻す！
人間だった頃の記憶を取り戻したリッキー。
自分が生き人形ではなく人間だったことに気づきます。
シャドーの存在に疑問を抱くリッキー。
リッキー 「シャドーとは一体・・・何なんだ！？」
パトリックと一緒に館の一室で話すリック。どうやら部屋の外にいるようです。
パトリックの存在自体に疑問を持ち始めているリッキーは、パトリックから喜びの会のことを聞かれても、「これは詮索ではないか？シャドーは人間の敵なのではないか？」と考え、特に問題はなかった、と答えてしまいます。
いつもと違う様子にリッキーの体調を気遣うパトリックですが、リッキーは悟られないように笑顔でごまかします。
エミリコ＆ケイト登場！同期会を提案するもリッキーは警戒し、、、
そこへエミリコとケイトが訪ねてきて、「ここには私たちしかいないし、生き人形も一緒に話をしたい」と言い出します。
あからさまに動揺するリッキー。
リッキー （なんだと？！何故今日に限ってそんな？！）
パトリックは、そんなことを言い出すケイトはたるんでいると言いますが、ケイトは、「喜びの会での珈琲はいつもと違ったようだったから、リッキーの調子はどうか聞きに来た」と言い出します。
パトリックから、さっき言っていたことと違うことを指摘されたリッキーは、慌てながらも「主人に余計な気を使わせたくなかった」と弁明します。
リッキーの疑問はエミリコにも向けられます。
喜びの会での「苦い」という発言は、星付きに指示され、リッキーのように記憶を取り戻した生き人形をあぶりだすものだったのでは？エミリコもグル？」と不安になります。
ここでケイトから、【生き人形も同席した同期会】の提案があります。
唾を飲み込むリッキー。
パトリックは賛同しつつも、許可なしに集まるのはまずいんじゃないのか、と疑問を口にし、リッキーの意見を聞きます。
リッキー「ルール違反になるからやめた方が良いと思います」
その返答に対して焦って反論するケイト。
そして、リッキーだけはダグラスとサラがこっそり覗いていることに気づきます。（エミリコ・ケイト・パトリックは気づいていませんし、もちろんグルでもありません。）
リッキー 「全員で俺を見張ってやがる・・・」
不安になる要素が重なってしまい、リッキーは絶対にボロは出すまいと、心を開かない覚悟が深まるばかりです。
なかなか同期会に賛成してくれないリッキーにケイトはつい感情的になってしまいます。
ケイト 「私は話したいことがある。それは今後のシャドーハウスにとっても大事なことだと思っているの！もし見つかって罪に問われたとしても全て私が責任を負うわ！バーバラと口を利くことが出来るから大丈夫よ！」
ケイトとパトリックが共に煤を出しているのを見て、リッキーは更に不安になります。
詰め寄るケイトをパトリックがかっこよく止める！
「ケイト。悪いがそれ以上はやめてくれ。」
リッキーの調子を気づかい、ケイトたちを置いて、リッキーと共に立ち去るパトリック。
パトリックのこのやさしさと気遣いにより、リッキーはパトリックのことを信用しなおしました。
９７話感想＆９８話予想
遂に記憶が戻ったリッキーでしたが、ケイトたちが歩み寄るのが一歩遅かったですね、、、。
不安になったところで、いつもとは違う行動をしてくるケイトたちに疑問を抱かずにはいられなくなってしまいました。
それでもパトリックのことだけは信頼しなおしてくれたようなので、一人で抱え込むことにはならなそうで、次回ではパトリックとリッキーの対話が描かれるのではないでしょうか。
９８話では、リッキーが記憶を取り戻したことをパトリックに言い、エミリコ達と敵対する道を歩むことになると思います。
同期で団結しようとしていたところを想わぬところでつまずいてしまったケイトとエミリコがどうやってリッキーとパトリックを仲間に引き入れることが出来るののでしょうか。
また、ルイーズ達は仲間にすることが出来るでしょうか？
そして、珈琲が違ったことをエドワードに報告されるのは確実なので、星つきたちの処分がどうなるのか？
次回も目が離せません！！
シャドーハウス ©ソウマトウ／集英社・ヤングジャンプ
